2019年8月20日 11:31 | 無料公開
東京・霞が関の官庁街=2017年
人事院は20日、2019年度の国家公務員一般職試験(大卒程度)に、前年度より177人少ない7605人が合格したと発表した。うち女性は200人増の2839人と過去最多。合格者に占める割合も3・4ポイント増の37・3%と、過去最高を更新した。
合格者全体の内訳は、一般的な事務を担う行政系が5675人、土木や農業などの技術系は1930人だった。
試験の申込者は2万9893人。民間企業の採用活発化などを受け、倍率は3・9倍と現行試験制度が始まった12年度以降で最低だった。4304人が来年4月に採用される予定。
専門職試験(大卒程度)6種類の合格者は5225人。