NY株続伸、249ドル高 世界経済への懸念後退

ニューヨーク証券取引所のトレーダーたち=19日(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】週明け19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、世界経済の減速懸念が後退したことから3営業日続伸し、前週末比249・78ドル高の2万6135・79ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は106・82ポイント高の8002・81。

 中国人民銀行(中央銀行)が企業の資金調達支援に向けた改革を進めていることや、ドイツのショルツ財務相が危機時には財政出動が可能だと示唆したと伝わった。

 米中貿易摩擦を受けた世界経済減速に懸念が強まる中、各国が金融緩和や財政出動に踏み切るとの期待感が高まり、買いが優勢となった。


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