2019年8月20日 00:12 | 無料公開
リクルートキャリアの入るビル=15日午後、東京都千代田区
就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリア(東京)が就職活動中の学生の内定辞退率を予測したデータを企業に販売していた問題で、同社自身と親会社のリクルートホールディングス(HD)もデータを利用していたことが19日、分かった。リクルートHDはキャリア社から購入していた。
両社とも合否判定には使っていないというが、販売先の社名が次々と明らかになる中、当事者の消極的な情報開示姿勢が際立っている。一方、三菱電機は19日、データを購入していたと発表、京セラと東京エレクトロンも購入を明かした。3社ともデータは削除済みで、合否判定には使っていないとしている。