2019年8月19日 20:29 | 無料公開
タピオカドリンクを持って歩く学生=東京都渋谷区
大阪税関は19日、2019年上半期(1〜6月)の全国のタピオカ輸入量が前年同期に比べ約4・3倍となる4471トン、輸入額も約5・7倍の15億円で、いずれも過去最高になったと発表した。若い女性を中心としたタピオカドリンク人気が背景にある。
タピオカはもちもちした食感が特徴。暦年ベースで過去最高だった18年を輸入量、輸入額とも既に上回っている。大阪税関の担当者は「かき氷やサラダなど、飲み物以外にも利用する飲食店の動きが広がっており、7〜12月も好調を維持するだろう」と話した。
国・地域別では、台湾からの輸入量が85・8%を占め、タイ、マレーシアが続いた。