2019年8月19日 16:44 | 無料公開
大英博物館に所蔵された偽札。ジョンソン英首相の顔があしらわれ、EU離脱を風刺している(大英博物館提供・共同)
【ロンドン共同】ロンドンの大英博物館は19日までに、欧州連合(EU)離脱問題で強硬派の中心であるジョンソン首相らの顔をあしらい、離脱問題を風刺する偽札の所蔵を決めた。離脱に反対する親EU派の市民団体がジョンソン氏らへの皮肉を込めて製作した「作品」という。
博物館の学芸員は「紙幣のパロディーにはしばしば政治的主張が込められ、社会の様子について多くを物語る」と説明。離脱支持派の偽札が存在するなら「同様に収集したい」と話している。
本物のポンド紙幣はエリザベス女王の肖像を載せている。