パトカーと衝突し男児重体、東京 交差点で緊急走行中

男児が緊急走行中のパトカーにはねられる事故があった交差点=18日午後5時20分、東京都千代田区

 18日午前10時40分ごろ、東京都千代田区麹町6丁目の新宿通りの交差点で、横断歩道を歩いていた男児(4)が緊急走行中のパトカーにはねられた。男児は病院に搬送され、意識不明の重体。

 警視庁によると、パトカーを運転していたのは新宿署地域課の男性巡査部長(51)で、30代の巡査長が助手席に乗っていた。サイレンを鳴らし、赤色灯をつけて走行し、進行方向は赤信号だったという。

 現場の交差点は片側3車線。パトカーは、薬物事件の容疑者から採取した尿を鑑定するため、千代田区の警視庁本部に向かっていた。


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