東京警察病院から容疑者逃走 窃盗事件で逮捕後治療中

窃盗容疑で逮捕後、けがの治療を受けていた男が逃走した東京警察病院=18日午後、東京都中野区

 18日午前6時45分ごろ、東京都中野区中野4丁目の東京警察病院から、窃盗容疑で逮捕後に骨折の治療のため入院していた韓国籍の60代の男が逃走した。防犯カメラ画像から、近くのJR中野駅方向に徒歩で向かったとみられ、警視庁が行方を追っている。

 中野署によると、男は5階の個室に入院し、同署の巡査部長と巡査長の男性2人が付き添っていた。18日朝、本人の希望で同じ階のトイレに行き、巡査長がドアの前ではなく少し離れた場所にいた。防犯カメラにドアから出る姿が写っていたが、巡査長は気付いておらず、目を離した隙に逃げたとみられる。

 男は身長約180センチ。


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