2019年8月18日 10:59 | 無料公開
事件発生から1カ月となった「京都アニメーション」第1スタジオを訪れた人たち=18日午前、京都市伏見区
京都アニメーション放火殺人事件から1カ月となった18日、現場の京都市伏見区のスタジオや近くの献花台には早朝からファンらが訪れた。「心が痛む」「京アニは前向きに生きるきっかけをくれた」。花束やカードに思いを込め、哀悼や感謝の意をささげた。
さいたま市の会社員(27)は、黒く焼け焦げたスタジオを見て「悔しい気持ちでいっぱい」と語った。「京アニは一番の宝物。ずっと心の中にあり続ける」と静かに手を合わせた。
「悲しみは癒えていない」。京都府宇治市の京アニ本社近くに住む男性(46)は「ゆっくりでいいのでまた作品をつくってほしい」と話した。