2019年8月17日 18:36 | 無料公開
床に敷かれた紙に絵を描くイベント参加者ら=17日午後、神奈川県横須賀市
多様性(ダイバーシティー)を身近に感じられる社会を目指そうと、障害のある大人や子どもがほかの親子連れらと一緒に大きな絵を描くイベントが17日、神奈川県横須賀市で開かれた。参加者100人以上が長さ10メートルの紙に自由に描いた絵が境界線なく混じり合い、約1時間で一つの大きな作品ができあがった。
東京都練馬区から来場した、ダウン症のある東美名子さん(34)は「絵はいつも描いているが、大勢で描くのは楽しかった」と笑顔を見せた。
横須賀市で子ども食堂を開設する任意団体「よこすかなかながや」などが共催し、会場では同市の名物であるカレーが振る舞われた。