ダービー馬キングカメハメハ死ぬ 03年デビュー、18歳

2004年の日本ダービーを制したキングカメハメハと安藤勝己騎手=東京競馬場

 日本中央競馬会(JRA)は10日、2004年の日本ダービーを制し、種牡馬としても2頭のダービー馬や多数のG1馬を輩出したキングカメハメハ(18歳牡馬)が9日に死んだと発表した。けい養していた社台スタリオンステーション(北海道安平町)によると、同日夕方に体調が急変。治療を施したが午後11時ごろ息を引き取ったという。

 03年11月にデビューした同馬は、安藤勝己騎手を背に04年5月のNHKマイルカップでG1初制覇を果たし、続くダービーも優勝。しかし秋初戦の神戸新聞杯を快勝後、右前脚の故障で8戦7勝(重賞4勝)の成績を残して引退した。


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