独で世界的な環境保護行動に参加 福島の高校生9人

地球温暖化対策を求める若者の集会に参加する福島県の高校生たち(手前)=9日、ベルリン(共同)

 【ベルリン共同】再生可能エネルギーの先進地ドイツを訪れた福島県の高校生9人が9日、首都ベルリンで、早急な地球温暖化対策を求める若者の集会に参加した。スウェーデンの少女グレタ・トゥンベリさん(16)が始めた世界的な行動の一環で、ドイツの若者ら数百人と再生エネルギー拡大を訴えた。

 9人は再生エネルギーについて学ぶとともに、2011年の東日本大震災や東京電力福島第1原発事故の体験を伝えるため、日本のNPO法人「アースウォーカーズ」の支援でドイツを訪れた。ドイツは事故を受け、22年までの脱原発を進めている。


  • LINEで送る