東京農工大、使い捨てプラ削減へ ペットボトル追放、レジ袋有料化

学内に設置予定の給水器で、ステンレス製容器に水を入れる東京農工大の高田秀重教授=9日午後、東京都府中市

 東京農工大は9日、2050年に石油を原料とするプラスチックの使用をゼロにすることを目指し、学内の使い捨てプラスチックの使用削減に取り組む活動を始めると発表した。来年4月、学内に約30台ある自動販売機からペットボトル飲料を追放する一方、給水器の設置を進める。学内の生協ではレジ袋を今年11月から有料化し、将来的に廃止を目指す。

 農工大によると、大学全体で「使用ゼロ」を目指すのは日本で初めて。「削減、再利用、リサイクル」の英語の頭文字を並べた「3R」に、研究、再生可能資源への代替の頭文字を加え「農工大プラスチック削減5Rキャンパス活動宣言」と名付けた。


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