酒類事業に本格参入へ 日本コカ・コーラ

九州地区限定で販売している「檸檬堂」シリーズの「定番レモン」

 日本コカ・コーラが九州地区限定で販売していた缶酎ハイを、今秋から全国での発売を検討していることが22日、分かった。拡大が続く缶酎ハイ市場への本格参入を目指す。九州での試験的な販売が好調だったことを受け、全国展開する。

 全国販売するのは、昨年5月から九州地区限定で販売していた「檸檬堂(れもんどう)」シリーズ。世界で展開するコカ・コーラグループが自社ブランドとしてアルコール飲料を発売するのは初めてだった。

 「檸檬堂」は「定番レモン」「塩レモン」「はちみつレモン」「鬼レモン」の4種類あり、アルコール度数はそれぞれ5%、7%、3%、9%。


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