駐日米大使が離任、出国 「時が来た」と理由語らず

羽田空港で取材に応じるハガティ駐日米大使=22日午後

 ハガティ駐日米大使は22日午後、羽田空港から出国して離任し、空路で帰国の途に就いた。来年の上院選の出馬準備に入るとみられ、航空機の搭乗前に取材に応じたが「(辞任の)時が来た」と述べるにとどめ、具体的な理由には触れなかった。2017年8月の正式就任から約2年間の在任は近年では異例の短期間だった。

 ハガティ氏は令和時代初の国賓としてトランプ米大統領の来日を実現させたことを最大の功績に挙げ「(来年の)東京五輪までいられなかったのが残念だ」と名残惜しそうに語った。離任に伴いヤング首席公使が臨時代理大使を務める。


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