2019年7月22日 15:37 | 無料公開
米ワシントンのホワイトハウスでトランプ大統領(手前)を見るペンス副大統領=19日(ロイター=共同)
【ワシントン共同】トランプ米大統領が民主党の非白人議員4人に「国へ帰れ」などと発言し、米国内で人種差別だとの批判が高まる中、ペンス副大統領らが21日、加勢に乗り出した。4議員への批判の正当性を訴え、トランプ氏への「人種差別主義者」との批判の沈静化を狙うが、関心は高まり続け、過熱する論争の行方は見通せない。
ペンス氏は21日放送のCBSテレビのインタビューで「何百万もの米国人が大統領の不満を共有している」と強調。メキシコ国境の不法移民収容施設をナチス・ドイツの強制収容所になぞらえたオカシオコルテス下院議員らを批判する正当性を力説した。