谷内氏、米大統領補佐官と会談 有志連合協議か

首相官邸を出るボルトン米大統領補佐官=22日正午ごろ

 ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が22日午前、首相官邸を訪れ、谷内正太郎国家安全保障局長と会談した。菅義偉官房長官が記者会見で明らかにした。

 中東・ホルムズ海峡の安全確保に向けた米国の有志連合構想が議題となった可能性がある。ボルトン氏は「幅広い話題について建設的な議論をした」と記者団に説明。菅氏は「内容についてはコメントを控えたい」と述べるにとどめた。

 ボルトン氏は23日まで日本に滞在し、河野太郎外相、岩屋毅防衛相とも個別に会談。元徴用工問題や半導体材料の輸出規制強化で対立が深まる日韓関係についても意見を交わすとみられる。


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