秋篠宮夫妻が食器展を鑑賞 皇室ゆかりの大倉陶園

東京都渋谷区立松濤美術館を訪れ、特別展「華めく洋食器」を鑑賞される秋篠宮ご夫妻=22日午前(代表撮影)

 秋篠宮ご夫妻は22日、東京都渋谷区立松濤美術館を訪れ、日本を代表する洋食器メーカー「大倉陶園」(横浜市戸塚区)の100年の歴史をたどる特別展「華めく洋食器」を鑑賞された。

 大倉陶園の洋食器は、上皇ご夫妻が使用されるなど、皇室とゆかりがある。今回の展示では、皇室で一般のお食い初めに当たる「お箸初」の儀式で、天皇陛下が使用した食器と同じものも紹介している。

 秋篠宮さまは、昭和天皇と香淳皇后の誕生日祝いで作られた、栃木県の那須御用邸の花が描かれた皿を見て「シンプルで良いですね」と述べた。

 大倉陶園は1919年に創業。純白で強度に優れた磁器を作ることに成功した。


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