公明、目標の13議席獲得 連立内で発言力強化図る

開票センターで記者会見する公明党の山口代表=21日午後11時35分、東京都新宿区の党本部

 公明党は、目標の13を上回る14議席を獲得した。候補を立てた7選挙区で全勝し、比例代表でも7議席に到達。非改選との合計は28となり、現行制度下で最も多い議席を確保した。自民党が非改選を含めて単独過半数を維持できなかったことで、連立政権内での発言力が強まると見込む。

 山口那津男代表は日本テレビ番組で、改選11議席を上回る結果について「公明党は国民が進めてほしい課題にはアクセル役を、心配するテーマにはブレーキ役を果たす」と強調した。

 与党で改選過半数を確保したことに関し、斉藤鉄夫幹事長は党本部での記者会見で「国民の期待の表れではないか」と語った。


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