2019年7月21日 08:28 | 無料公開
ポンペオ米国務長官(ゲッティ=共同)
【ワシントン共同】ポンペオ米国務長官は20日、トルコのチャブシオール外相と電話会談し、ロシア製地対空ミサイルS400のトルコへの搬送が始まったことに関し「失望している」と伝えた。米国務省が発表した。
トルコは、欧米の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)の加盟国。米国は、軍事機密保持の観点などからトルコによるロシア製ミサイル導入に強く反対してきた。
米議会でトルコに制裁を科すべきだとの声が強まっており、トランプ大統領の判断が注目されている。