群馬県知事選、21日に投開票 与党系と共産系一騎打ち

 任期満了に伴う群馬県知事選は21日投票、即日開票される。元全群馬教職員組合執行委員長石田清人氏(62)=共産推薦=と、元沖縄北方担当相山本一太氏(61)=自民、公明推薦=の無所属2新人による一騎打ち。

 参院議員を24年間務めた山本氏が、自民党県連の組織力やテレビ出演などによる知名度を背景に有利な情勢だ。国政での実績をアピールし「中央とのパイプを生かし群馬を世界に発信する」と強調する。

 追う石田氏は、安倍政権の安全保障政策や消費税増税を批判。予算の使途を暮らし優先にと主張し、給食費無料化などを訴える。立憲民主、国民民主両党の県連は、いずれも自主投票とした。


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