新海監督「ひるむことなく作る」 京都アニメ放火火災受け

映画「天気の子」上映後に登壇し、あいさつする新海誠監督=19日未明、東京・新宿

 アニメーション作家の新海誠監督が19日未明、東京・新宿の映画館で新作映画「天気の子」の上映後にあいさつで登壇し、アニメ制作会社「京都アニメーション」のスタジオで起きた放火火災について「京アニの新作も見たいし、同じ業界として僕たちもひるむことなく(アニメを)作り続けることができれば。そうすべきなのかなと思っている」と話した。

 新海監督は「ご冥福をお祈りするしかない」と犠牲者に哀悼の意を示し「(アニメーターは)一枚でもいい絵を描きたい、少しでも見る人に楽しんでほしい、と思っている。みんな同じ船に乗っている仲間だ」と連帯を誓った。


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