2019年7月18日 05:52 | 無料公開
国連本部での閣僚級会合で演説するイランのザリフ外相=17日、ニューヨーク(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】訪米中のイランのザリフ外相は17日、ニューヨークの国連本部で演説し「イラン国民は最も容赦ない形の『経済テロ』にさらされている」と述べ、米国によるイラン制裁の不当性を訴えた。制裁は「政治的目的のため、罪のない人々を意図的に狙っている」と批判した。
国連の持続可能な開発目標(SDGs)の進捗状況を話し合う閣僚級会合で語った。制裁は、イラン核合意を承認した国連安全保障理事会決議に違反しており「イランのSDGs達成に対する最大の脅威だ」と非難し、多国間主義の尊重が極めて重要だと強調した。