IAEA、天野事務局長が辞意 任期途中、健康状態悪化

IAEAの天野之弥事務局長

 【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長(72)が任期途中で辞任する意向を示していることが17日までに分かった。外交筋が明らかにした。天野氏は昨年から体調を崩しており、職務に耐えられなくなったと判断したとみられる。

 天野氏は2009年に就任。現在3期目で任期は21年までだが、来年3月にも辞任する意向とみられる。国連関連機関のトップを務める日本人は、現在は天野氏だけ。


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