2019年7月17日 19:27 | 無料公開
【ソウル共同】米国務省で東アジア・太平洋地域の外交実務を担当するスティルウェル次官補が17日、ソウルで康京和外相ら韓国高官と相次いで会談した。悪化の一途の日韓関係について、スティルウェル氏は会談後、「同盟国として両国の問題解決に向けた努力を支援する」と記者団に述べた。
スティルウェル氏は、元徴用工訴訟の問題や日本の輸出規制強化による日韓対立などについて、韓国側の立場に関する説明を受けたとし「非常に深刻に受け止めている」と指摘。「両国が繊細な問題を解決すべきで、その方法がすぐに見つかるよう願う」と述べ、日韓間の歩み寄りが必要との認識を示した。