日本郵便、他社商品の営業は継続 かんぽ生命の不正販売で

 かんぽ生命保険の不正販売問題で、日本郵便は17日、販売を受託しているアフラック生命保険や住友生命保険など他社商品の営業を継続すると明らかにした。かんぽ生命の保険は8月末までの営業自粛を決めており、同様の対応が必要かどうか検討していた。再発防止に向けた過大なノルマや勧誘手法の見直しは完了しておらず、顧客から批判の声が強まりそうだ。

 日本郵便は「現時点で変更する予定はない」と説明した。郵便局では、かんぽ生命の保険以外に、住友生命の医療保険やアフラックのがん保険、損害保険5社が共同で手掛ける自動車保険などを販売している。


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