トヨタ、中国電池大手と提携 EV普及へ安定調達目指す

 トヨタ自動車は17日、中国の車載用電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)と、電気自動車(EV)など電動車向け電池の開発や供給で提携したと発表した。世界的に環境規制の強化が進む中、今後EVやハイブリッド車(HV)の普及が進む見通しで、高品質な電池の安定調達体制を整えたい考えだ。

 車載用電池では、航続距離を伸ばすことや生産コストの削減などが課題だ。トヨタの電動化技術とCATLの電池供給力を組み合わせ、新技術の開発や品質向上など幅広い分野での連携を目指す。

 トヨタは6月、2025年をめどに電動車の世界販売台数が550万台以上に達するとの見通しを表明した。


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