首相、菅官房長官そろって秋田へ 異例の遊説、最終日調整

 自民党は17日、参院選の選挙戦最終日となる20日に安倍晋三首相(党総裁)と菅義偉官房長官がそろって秋田県入りする日程の調整に入った。政権中枢の2人が共に同じ選挙区へ遊説に入るのは極めて異例だ。秋田選挙区(改選数1)は地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画を争点に激戦が続く。防衛省の調査ミスや不手際に加え、配備反対を掲げる野党候補に敗れれば、計画に影響しかねないと危機感を強めている。

 イージス・アショアを秋田市に配備する政府の計画に野党統一候補の無所属新人寺田静氏は反対を明言している。再選を目指す自民現職中泉松司氏は賛否を明らかにしていない。


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