2019年7月16日 19:52 | 無料公開
京都・祇園祭の「山鉾巡行」を翌日に控えた「宵山」でにぎわう四条通=16日夕
祇園祭は16日、前半の見せ場となる前祭の「山鉾巡行」を翌日に控え、「宵山」を迎えた。前日に続き歩行者天国になった京都市中心部では、浴衣姿の女性やビールを手にした男性らが、祭りの風情を楽しんだ。
夕方の雨が上がり蒸し暑さが残る中、手拭いを売る声や祇園ばやしが、にぎやかに鳴り響いた。暗くなるにつれ、山鉾を照らす駒形ちょうちんが鮮やかさを増した。
京都府警によると、午後5時半現在の人出は約1万1千人だった。
17日の巡行は午前9時から。稚児らを乗せた長刀鉾を先頭に、豪華な装飾品に彩られた山鉾が都大路を進む。