豚コレラのイノシシ、感染拡大 長野で確認計5頭に

 長野県は16日、同県木曽町で捕獲された野生イノシシ1頭を県の検査機関で調査した結果、豚コレラへの感染を確認したと発表した。15日には、県内で死んだ状態などで発見された野生イノシシ3頭が豚コレラに感染していたと発表。同県での野生イノシシへの感染確認は計5頭になった。

 県によると、新たに感染が確認されたのは、12日に根羽村の民間のわなで捕獲された1頭と13、14両日、木曽町で相次いで死んでいるのが見つかった2頭、15日に木曽町でわなにかかった状態で見つかった1頭の計4頭。いずれの発見場所からも半径10キロ圏内に養豚場はないという。


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