積水ハウス、住宅点検にロボット 8月開始、人手不足に対応

積水ハウスが導入する床下点検の小型走行ロボット

 積水ハウスは16日、一戸建て住宅の定期点検に遠隔操作できる小型走行ロボットと小型無人機ドローンを導入すると発表した。8月に開始する。走行ロボットで床下を、ドローンで屋根と外壁をそれぞれ点検する。人手不足に対応する。一戸建て住宅を購入した顧客向けに10年ごとの点検の一部で使う。

 ドローンと小型走行ロボットはいずれもカメラを搭載し、作業員がスマートフォンやタブレット端末で操作する。作業員が床下に潜るといった手間を省く。2人で約2時間かかった点検が、1人で約1時間45分で済むという。


  • LINEで送る