2019年7月15日 11:00 | 無料公開
【ニューヨーク共同】男子代表との賃金格差是正を求めているサッカーの女子米国代表に対して、スポンサーのプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が52万9千ドル(約5700万円)を寄付したと、AP通信が14日に報じた。23選手に、1人当たり2万3千ドルが与えられるという
P&Gは同日付のニューヨーク・タイムズ紙に「米国サッカー連盟は、今こそ男女間の賃金格差をなくすべきだ」などとする全面広告を出した。米国女子代表は今月、女子ワールドカップ(W杯)で2連覇を達成。以前から人種や男女の差別を批判していた主力のラピノーらの発言が、米社会であらためて注目を集めている。