アマゾンが「置き配」開始 大都市圏などで、再配業務軽減

 インターネット通販大手のアマゾンジャパン(東京)は8日、宅配荷物を玄関横など指定場所に置いて帰る「置き配」を開始したと発表した。再配達業務を減らせるほか、顧客も再配達依頼などの手間が省ける。東京や神奈川、愛知、福岡など大都市圏の一部地域で、順次拡大を目指す。

 注文時に置き配を選ぶと、玄関横や宅配ボックス、車庫などから荷物を置く場所を指定できる。配達後の商品写真をメールで確認できる。

 盗難に遭ったり雨で商品が破損したりすれば、再配達や返金など個別に対応する。これまで一部地域で試験的に置き配を実施していたが、正式に運用開始した。


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