腰痛めた鶴竜、名古屋に出場意向 稽古はせず、治療へ

 腰を痛めている横綱鶴竜が4日、6度目の優勝を狙う大相撲名古屋場所(7日初日・ドルフィンズアリーナ)に出場する意向を示した。報道陣の問いに「もちろん。そのつもりでいる」と意欲的だった。1日に片男波部屋へ出稽古した際、稽古中に足を滑らせて痛めたという。

 3日に続き、この日も午前中は治療に出掛けて稽古はしなかった。腰の状態については「まだ場所まで時間があるので安静にする。痛めたときより良くなっている」と強調した。治療後、部屋で鶴竜と話し合った師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)は「2日は一進一退だったが徐々に良くなっている。出る方向でいる」と話した。


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