柔道の国際合宿、ウルフが合流 乱取りに熱気、阿部詩が豪快投げ

外国人選手との乱取りで攻めるウルフ・アロン(左)=アリカンテ(共同)

 【アリカンテ(スペイン)共同】柔道の国際合宿は3日、スペイン南東部のアリカンテで行われ、世界選手権(8月25日〜9月1日・日本武道館)の男子100キロ級で2大会ぶりの優勝を目指すウルフ・アロン(了徳寺大職)がこの日午前の練習から合流した。乱取りに熱気を感じさせ「試合の運び方や外国人選手との距離感を意識している」と課題を見据えた。

 優勝した2015年大会以来の代表となる16年リオデジャネイロ五輪男子73キロ級王者の大野将平(旭化成)は自身より重い階級の選手とも組み合った。

 女子では昨年初優勝した18歳の阿部詩(日体大)が欧州の選手を豪快に投げ飛ばした。


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