世界遺産、豪雨で土砂埋没 鹿児島の「寺山炭窯跡」

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土砂崩れで埋没した鹿児島市の「寺山炭窯跡」=1日(同市提供)

 鹿児島市は1日、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」を構成する同市の「寺山炭窯跡」が、付近で発生した土砂崩れで埋没したと発表した。豪雨の影響とみられる。国などと連携して修復する考えだが、復旧のめどはたっていない。

 市によると、1日午前9時ごろ、職員が雨の被害状況を見に行ったところ、窯跡が土砂に埋まっているのを確認した。先月28日にも、雨の影響で石積みの一部が崩落していた。

 炭窯は、薩摩藩が製鉄に必要な高温の炎を生み出すための木炭を作るための設備で、2015年に世界遺産の構成資産に登録。楕円形で、約2・5メートルの高さまで石が積まれている。