注目集める木製ストロー 利用好評、G20でも採用

 海洋プラスチックごみ問題への対策が急がれる中、プラスチック製ストローを店で提供するのをやめたり、代替素材に切り替えたりする動きが出ている。木製のストローにも注目が集まり、20カ国・地域(G20)の閣僚級会合でも使用。既に導入しているレストランでは、利用者から評価する声が上がっている。

 環境ジャーナリストの竹田有里さん(31)が間伐材を有効活用しようと、木材のストローを発案。木造住宅を手掛けるアキュラホーム、ザ・キャピトルホテル東急と開発し、厚さ0・15ミリに削ったスギを巻いた口径約5ミリ、長さ約20センチのストローを作った。


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