2019年6月26日 22:07 | 無料公開
近畿大の法学部の男性准教授が、自身が執筆した教科書など5冊に関し、他の文献からの無断転載を認める顛末書を学部長宛てに出したことが26日、近大への取材で分かった。
近大は「盗用の疑いがあり調査している。結果がまとまれば公表し、処分も検討する」としている。准教授は現在、自宅待機となっている。
近大によると、准教授は民法が専門で、法学部や通信教育部などで複数の講義を担当している。顛末書では講義で指定している学内向け教科書の約50ページの他、一部を執筆し一般販売されている民法に関する書籍などでも無断転載したと申告している。