絶滅危惧種ウミガメ高知沖で発見 定置網にかかり、専門家が調査

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高知県黒潮町沖で見つかったオサガメ=24日(むろと廃校水族館提供)

 高知県黒潮町沖約2キロの定置網に、国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種に指定する世界最大級のウミガメ「オサガメ」がかかっているのが26日までに見つかった。傷や衰弱した様子はなく、専門家が調査後、海へ戻した。

 「むろと廃校水族館」(高知県室戸市)などによると、24日午前7時ごろ、網の中にいるのを地元の漁師が発見し、黒潮町の漁港へ運んだ。連絡を受けた同館の学芸員田中優衣さん(26)が調べたところ、全長127センチの若い雌で、大きな傷などはなかった。

 田中さんが前後の足に「日本」を表す「JPN」の連絡先などを書いた標識を取り付け、漁師が同日海に放流した。