法王、11月24日に被爆地へ 世界に平和メッセージを発信

ローマ法王フランシスコ(ゲッティ=共同)

 ローマ法王フランシスコの訪日について、ローマ法王庁(バチカン)と日本側が、11月23〜26日の日程で最終調整していることが25日、分かった。11月24日に被爆地の広島と長崎を訪れ、25日は東京で天皇陛下や安倍晋三首相と会見する予定。法王は核兵器廃絶を強く訴えており、被爆地から世界に平和のメッセージを発信する見通しだ。

 法王の訪日は1981年2月の故ヨハネ・パウロ2世以来となる。

 関係者によると、滞在は3泊4日の予定で、11月23日午後に到着、26日に離日する方向で検討している。24日は朝から長崎、広島に向かい、原爆資料館などを訪れ犠牲者を追悼する。


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