日産・ルノー争い第2幕へ 主導権巡り協議本格化

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横浜市の日産自動車本社=25日

 日産自動車は25日、定時株主総会で新体制に移行し、企業連合を組むフランス大手ルノーとの関係強化に向け本格協議に入る。業績改善を優先する意向だったが、対立が本業の重荷になり方針転換する。資本の論理を押し通してきたルノーに対し、自立経営を堅持できるのかどうかが焦点で、世界最大級の自動車連合の主導権を巡る駆け引きは第2幕へ移る。

 日産は主力の北米市場で苦戦が続いており、事業の挽回を重要課題としてきた。再建への鍵を握るのがルノーや三菱自動車と組む3社連合の有効活用だったが、相互不信が響き、自動運転の技術開発など本来必要な分野での協業が停滞していた。