映画初出演「楽しかった」 ラストアイドルの4人

映画に初出演した「ラストアイドル」の(左から)間島和奏、長月翠、阿部菜々実、清原梨央

 人気漫画を実写化した映画「がっこうぐらし!」(ブルーレイ、DVDが7月3日発売)で、ゾンビと戦う主役の女子高生4人を演じたアイドルグループ「ラストアイドル」。メンバーの阿部菜々実、長月翠、間島和奏、清原梨央が「難しかったけど、楽しかった」などと撮影を振り返った。

 4人とも今回が映画初出演。特撮ヒーローに憧れているという阿部は、シャベルを振り回す豪快なアクションを披露した。お気に入りは倉庫の中で大勢の敵と戦う場面だ。「われながら格好良く撮ってもらえました」

 同じくアクション担当の清原も「映画の中でしかできない、敵を倒す体験を楽しんだ」と話す。だが、最大の“敵”は意外にも「パスタ」だったという。塩こしょうしただけのパスタを食べる場面で「緊張のあまり口が渇いて、NGを連発してしまった」と苦笑した。

 また、炊事を一手に担う役割を演じた間島は、実は料理下手で「火と包丁が怖い」と告白。手が震えてガスこんろの火を付けることができず「スタッフにお願いした。私がやると爆発すると思った」と振り返った。

 長月が演じたのは、極限状態で現実が見えなくなった女の子。「他の子と違って、感情がストレートに出ない。悩みながら撮影しました」。作品を通じて「グループのファンだけでなく、原作ファンにも応援してもらえるようになったことがうれしい」と、手応えを感じている様子だった。


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