仏当局、前国際陸連会長ら起訴 収賄罪など、ドーピング隠蔽

ラミン・ディアク前国際陸連会長(ゲッティ=共同)

 【パリ共同】フランス司法当局がロシアの組織的ドーピング隠蔽に関与した疑惑で捜査していたセネガル人のラミン・ディアク前国際陸連(IAAF)会長と息子のパパマッサタ氏らについて、フランス予審判事は、収賄と資金洗浄の罪で起訴することを決めた。関係筋が24日、ロイター通信などに明らかにした。

 パパマッサタ氏を巡っては、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が贈賄の疑いで正式捜査の対象となった2020年東京五輪招致疑惑でも、招致委員会がコンサルタント会社に払った金の一部を受け取った疑いが持たれている。ラミン氏は1999〜2015年の国際陸連会長。


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