米、イランの挑発に警告 ハメネイ師に「最終責任」

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は24日、対イラン追加制裁をホワイトハウスで発表した際に「米国はかなりの自制をしてきたが、将来的にも自制するとは限らない」と述べ、挑発は容認できないとイランに警告した。ホルムズ海峡近くでのタンカー攻撃や米軍無人偵察機の撃墜を挙げ、最高指導者ハメネイ師に「敵対的行動への最終的な責任がある」と強調した。

 制裁により、ハメネイ師や同師の事務所を国際的な金融システムから排除。ムニューシン米財務長官は記者会見で、ザリフ外相も週内に制裁対象に追加する予定だと明らかにした。


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