2019年6月25日 00:00 | 無料公開
【ワシントン共同】一流マラソン選手たちが共通して持つ腸内細菌が、運動能力の高さに一役買っているとの研究結果を、米ハーバード大などのチームが24日、米医学誌ネイチャーメディシンに発表した。この細菌をマウスに投与してみると、持久力が向上。サプリメントとしての実用化が期待できるという。
チームは2015年のボストン・マラソンに参加した選手15人の便を大会の前後2週間にわたって調べ、一般の10人と比較。選手にはベイロネラというグループの菌が多く、特に大会直後に増えていることが分かった。