ハンドルロックで自転車リコール ブリヂストン、ヤマハ343万台

 消費者庁は24日、ブリヂストンサイクルとヤマハ発動機が製造した自転車で、ハンドルを固定する鍵が誤作動し、走行中にハンドル操作ができなくなり転倒する重傷事故が3件起きたと発表した。両社は同日、経済産業省に計約343万台のリコールを届け出た。無償点検と修理を受け付ける。

 リコールの対象となったのは、ハンドルロックと後輪の鍵が連動して動く「一発二錠」と呼ばれる施錠装置が搭載された自転車。ハンドルロックのケースが破損すると誤作動し、操作できず事故につながる恐れがあり、消費者庁は「ケースが破損している場合は直ちに使用を中止してほしい」と呼び掛けている。


  • LINEで送る