香港政府庁舎、若者らが再び占拠 独立派は大阪で反中国デモ参加へ

香港中心部の税務当局ビルのロビーを占拠した若者ら=24日(共同)

 【香港共同】香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案を巡り、香港の若者ら約150人が24日午後、香港中心部にある税務当局ビルのロビーを再び一時占拠、条例改正反対デモで拘束された若者らの釈放などを要求した。香港政府は立法会(議会)の会期が終わる来年7月に廃案になると表明したが、若者らは「完全撤回」を要求しており、混乱が続いている。

 一方、香港独立派の陳浩天氏はフェイスブック上で、G20大阪サミットに合わせて大阪で開かれる反中国デモに参加すると明らかにした。香港政府は昨年、陳氏が代表を務める「香港民族党」に対し活動禁止を命じている。


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