朝乃山「挑戦者の気持ちで」 白鵬とも稽古へ

大相撲名古屋場所の番付表を手に笑顔を見せる東前頭筆頭の朝乃山=24日、愛知県蟹江町の高砂部屋宿舎

 大相撲名古屋場所(7月7日初日)の新番付が発表された24日、5月の夏場所で初優勝した東前頭筆頭の朝乃山(富山県出身、高砂部屋)が愛知県蟹江町の高砂部屋で記者会見し「優勝したことは忘れて挑戦者の気持ちで稽古をしていく」と表情を引き締めた。

 25歳の朝乃山は先場所で12勝3敗の好成績を収め、三役経験がない平幕としては1961年夏場所の佐田の山以来、58年ぶりの制覇を果たした。

 自己最高位の今場所は初の上位総当たりが確実で、さらなる活躍が期待される。「地道にいこうと思う。まず勝ち越しを目指したい」と謙虚に抱負を述べた。


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