広島で野党が新政治団体設立 参院選、統一候補支援へ

「国民主権を取り戻すために結集する広島政党連絡会」を設立した広島県の野党関係者ら。左から3人目は森本真治参院議員、同4人目は代表の佐藤公治衆院議員=23日午後、広島市

 広島県の国民民主、立憲民主、社民各党と政治団体「新社会党」の県組織の代表が23日、広島市内で会合を開いた。夏の参院選に向け新政治団体「国民主権を取り戻すために結集する広島政党連絡会」を設立、広島選挙区(改選数2)に出馬する無所属現職森本真治氏(46)を推薦することで合意した。

 広島選挙区で自民党が改選2議席を独占するのを阻止するため、街頭演説やポスター配布などを通じて森本氏の支援態勢を強化する狙い。通称名は「結集ひろしま」とする。

 代表に就任した無所属の佐藤公治衆院議員=広島6区=は「一致結束して野党の議席を確保しなくてはならない」と強調した。


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