立民、内閣不信任案提起へ 国会終盤、与党は否決方針

立憲民主党の福山哲郎幹事長

 与野党7党の幹事長・書記局長は23日のNHK番組で、26日に会期末を迎える終盤国会の対応に関して議論した。立憲民主党の福山哲郎幹事長は、24日に予定する野党5党派の幹事長・書記局長会談で内閣不信任決議案提出を提起し、野党党首会談の開催も呼び掛けると明らかにした。与党は「提出されれば、粛々と否決する」(自民党の萩生田光一幹事長代行)と表明した。

 福山氏は番組出演後、不信任案を提起する理由について「アベノミクスが失敗し、外交成果もあまり上がっていない。安倍政権に対する野党の意思を参院選前に明確にしたい」と東京都内で記者団に述べた。


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