2019年6月20日 21:53 | 無料公開
石積みが崩れた富士山の登山道=2018年10月ごろ(山梨県提供)
山梨県は20日、富士山の山頂付近の石積みが崩れて登山道をふさいでいるため、同県側の吉田ルートの山開きである7月1日の登頂は困難との見通しを明らかにした。入山はできるが、山頂手前で折り返すことになる。
7月10日に開く静岡県側3ルートのうち、富士宮、御殿場の二つからは登頂可能。残る須走は途中で吉田ルートと合流するため、10日までに復旧できなければ、影響を受ける。
山梨県によると、久須志神社周辺の石積みが崩れ、幅約2メートルの登山道を10メートルにわたって覆っている。昨年10月の台風が原因とみられる。降雪により調査できていなかった。